【漫画】「AKIRA」を買おうか迷っている方へ【レビュー・ネタバレなし】
今回レビューするのは、
「AKIRA」です!!
有名なシーン。初見ではなんともおもわなかったのですが、じわじわと魅力を感じてきました。
どんなマンガ?
タイトル | AKIRA |
作者 | 大友克洋 |
連載時期 | 1982-1990 |
巻数 | 全6巻 |
全巻の値段 | 5,999円+税(2018/11現在) |
ジャンル | SF、不良 |
手始めに、AKIRAの特徴を殴り書きします。
・28年前に完結した漫画であるが、いまだに根強い人気を持つ
・2020年の東京五輪開催を的中させたことで有名
・作者の大友先生は、「大友以前・大友以後」という表現が生まれたくらい、漫画界に影響を与えた人物と言われている。そんな大友先生の代表作がAKIRA
・ドラゴンボールの鳥山明先生、NARUTOの岸本斉史先生もAKIRAの影響を受けたと語っている。
・不良×近未来×超能力×友情×恋愛×戦争という、あらゆるジャンルを詰め込んだ漫画
・圧倒的な画力かつ唯一無二の画風
こんなん聞いたら誰でも読みたくなりますよね!?
僕は全巻一気買いしました。
読み終わって思ったのは、
評価が難しすぎる!!!
これに尽きます。
誰かから「AKIRAのストーリーについてどう思いましたか?」と聞かれれば僕はこう答えるでしょう。
「全然よくわからなかった」
ただ、この作品がカッコいいかカッコよくないかを聞かれたらこう答えるでしょう。
「めちゃくちゃカッコいい」
正直、漫画としては「ハンターハンター」「進撃の巨人」「約束のネバーランド」といった最近の漫画の方がよっぽど面白いと感じました。
ただ、この漫画には得体のしれない魅力があることは確かです。
読み終わった後、Tシャツとかフィギュアが欲しくなりました。
この感覚伝わらないかな〜〜〜〜!!
一つ言えるのは、一巻で面白くないと思った人は多分最後まで面白くない。気になる人はまず一巻だけ買えばいいと思います!
僕は、AKIRAは相当読み手を選ぶ作品といいますか、賛否が綺麗に別れる作品だと思いました。なので、もしAKIRAを読むのであれば、なるべく先入観を排除して読んだ方がいいと思います。(「すでに先入観を与えているじゃないか」というツッコミはなしで)
なので、ここから下の内容はネタバレというほどではないんですが、すでに「買ってみるか」という気になっている人は読まなくていいです。読まないでください。
評価(5点満点)
総合評価【3.5】:漫画としては最近の漫画の方がよっぽど面白いと思ったけど、この漫画にしかない魅力を感じたのも確かで、好きか嫌いかで言ったら好きです。
ストーリー【2】:正直よくわからなかったです。
絵の上手さ【5】:画集と言っていいくらいレベル高い
文章のセンス【5】:「俺達ァ健康優良不良少年だぜ」などは素直に格好いいなと思いましたね。Tシャツ欲しい。
キャラの魅力【4】:主人公が男らしくてかっこいいです。
読みやすさ【2】:全く読みやすくないです。笑
泣ける度【1】: 泣ける漫画ではないです。
スリル【2】:率直に言うと、あまり感じませんでした。
謎・伏線【2】:いっぱいありますが、ほとんど明かされません(笑)
最後に
感想を箇条書きして見た。
・ストーリーは正直全然よくわからん。「え、終わり?」ってなった
・よくわからなすぎて逆に魅力を感じてきている。AKIRAについて考えてしまう。恋と同じシステム
・カッコいいかカッコよくないでいえば、めっちゃカッコいい
・漫画家達が影響を受けたのも頷ける。
・Tシャツとかフィギュア欲しくなった
・正直画集だと思って楽しめば良い
・アニメ版は見たことないが、映像で見た方が面白そうだと思った。
【漫画】「SAND LAND(サンドランド )」はどんな漫画!?【レビュー・ネタバレなし】
何ヶ月ぶりの更新でしょうか。。。
内容をちゃんとしようと考えすぎると続かないので気楽にやっていきます。
今回レビューするのは、
「SAND LAND(サンドランド)」!!!
言わずと知れた鳥山明大先生の漫画です。
※以下、重要度の低いシーンから抜粋して紹介をしています。核心に触れるようなネタバレは一切ないので安心してお読みください
(基本的にネット上の試し読みで閲覧可能な範囲をメインに紹介しています。)
どんなマンガ?
タイトル | SAND LAND(サンドランド ) |
作者 | 鳥山明 |
連載時期 | 2000年 |
巻数 | 全1巻 |
全巻の値段 | 400円+税(2018/11現在) |
ジャンル | ファンタジー、冒険 |
“砂漠化してしまった世界”を舞台に繰り広げる冒険活劇です!!それ以上でも以下でもありません!!
僕が魅力を感じたポイントを紹介していきます。
(1)主人公“ベルゼブブ”
主人公である“ベルゼブブ”は悪魔の王子なんですけど、それらしからぬ一面がたくさんあって好感がもてます。
(↑これがまさかの主人公登場シーン)
かわいい。食べちゃいたい。
主人公を、自然と魅力あるキャラに魅せる技術が、さすが鳥山先生って感じですね。
(2)コミカルさ
要所要所でコミカルなシーンをはさんでくれるので、非常に読みやすい漫画だと思います。
(3)書き込み具合
一番えぐいのがこの書き込み具合かもしれません。
すげ〜〜
ちっちゃいコマもうめ〜〜
カバーのコメントで言ってたけど、この漫画一人で書きながら連載してたらしい(化け物)
評価(5点満点)
総合評価【4】: 普通に面白い。
ストーリー【3.5】:良くも悪くも王道ですね。
絵の上手さ【5】:やっぱりうまい。読まなくてもみなさんわかってると思います。
文章のセンス【4.5】:鳥山節全開。読みやすい。
キャラの魅力【5】:1巻完結の漫画だがちゃんとキャラがたってる。主人公がふつーに魅力的。
読みやすさ【5】:キャラ同士のやりとりが軽快でストーリーもわかりやすいのでめちゃくちゃ読みやすいです。
泣ける度【1】:泣ける漫画ではない。
スリル【1】:スリルは正直ないですね笑。わくわくに全振りです。
謎・伏線【2】:砂漠世界になった理由なんかはちゃんと明かされますが、一巻完結ということもあり、あまり深々とした設定はないです。
こんな人にオススメ
*向いている人
・王道少年漫画を読みたい人
・王道少年漫画を短い巻数で味わいたい人
・鬱漫画ばかり読みすぎて暗い気分になっている人
・鳥山明ファン
・メカの絵が好きな人
*向いてない人
・ハンターハンターばりのスリルを求めている人
・深いメッセージ性を求めている人
・謎や伏線が緻密でない漫画は嫌いな人
最後に
この作品の凄みを一言で表すなら、「一冊という短さの中でゴリゴリの王道少年漫画を成立させている」という点ですね!
ハンターハンターばりのスリルをこの漫画に求めてはいけないと思います。
「おやすみプンプン」「キーチ!!」「悪の教典」「ヒミズ」のような暗い漫画の後に読むと、この漫画の面白さが際立つかもしれないですね!!
個人的には、
暗い漫画をよく読む人が気分転換用に本棚に置いておいて損はない漫画である!!
と思います!
<画像引用>
全て「SAND LAND」(集英社)より引用
【漫画】「七夕の国」はどんな漫画!?【レビュー・ネタバレなし】
今回レビューするのは、
「七夕の国」!!!
それではさっそく紹介していきます!
※ネタバレはないので安心して閲覧してください!
どんなマンガ?
タイトル | 七夕の国 |
作者 | 岩明均 |
連載時期 | 1996-1999 |
巻数 | 全3巻(文庫版) |
全巻の値段 | 2,058円(税込) |
ジャンル | ミステリー、超能力、SF |
〜ネタバレなしのあらすじ紹介〜
主人公は就職を控えた平凡な大学生、南丸洋二(ミナミマル ヨウジ)。通称"ナン丸"。
こいつです。主人公オーラがまるでないですね。
このナン丸は、“物体にほーーんの小さな穴を開けられる”という超能力を持っています。
こんな感じ。本当に小さいですね。笑
本人も「こんな能力はなんも役に立たない」と感じており、同じ超能力サークルに所属する部員数名くらいにしか披露することもありませんでした。
そんなナン丸は、ある日“丸神教授”という人物から呼び出しを受けます。
呼び出されたナン丸が丸神ゼミを訪れると、教授は不在でした。
居合わせた教授の助手が言うには、「丸神教授は”丸神正頼”と呼ばれる自分の先祖について調べており、ナン丸もその血を引いていることがわかった」という理由で呼び出されたらしい。
教授不在ということでナン丸は帰宅するが、後日、丸神教授はナン丸への張り紙を残したのを最後に行方不明となっていることが判明する。
そして、教授の行方が分からなくなってから日がたたないうちに、丸川町という地で「被害者の頭部の丸々半分が綺麗にえぐりとられる」という殺人事件が起こる。
ニュースを見たナン丸は、「自分と同じ能力者の存在」を疑い始める。
そして、事件が起きた丸川町は、丸神教授が調査している"丸神正頼"ゆかりの地に他ならなかった。
殺人事件、ナン丸の能力、行方不明の丸神教授、丸神の里。
そして「手がとどく者」と「窓をひらいた者」とは!?(読んだ人にしか分からない)(厨二感)
謎が謎を呼ぶミステリー漫画です!!
評価(5点満点)
総合評価【4】: 普通に面白い。
ストーリー【4】:全3巻で内容にほとんど無駄がないので高評価。ただし、結末は賛否両論ありそう。読み終わったあと「ん?これで終わり?」と思って、最終話をすぐにもう一度見返しました(笑)。作者の伝えたいメッセージみたいなものはちゃんとあります。
絵の上手さ【3】:上手いんですよ。上手いんですけど、「エア・ギア」の大暮維人先生や「DEATH NOTE」の小畑健先生のような上手さではないです。大衆がどう感じるかという観点でなるべく客観的に点数をつけました。でも岩明均先生は“心境を表情で表現する”のは本当にうまいと思います。
文章のセンス【5】:下手くそな表現が一つもない。文章に違和感を全く感じないのも岩明先生の強み。
キャラの魅力【1】:キャラ自体に魅力を感じる漫画ではないと思う。
読みやすさ【2.5】:設定がしっかりしてる分、説明がやや多めで、頭は使う。
泣ける度【1】:泣ける漫画ではない。
スリル【4】:なかなかある。
笑い【1】:一切ありません。笑
謎・伏線【5】:謎や伏線が多めだし、それら全てがちゃんと解明&回収されている。
合う・合わないの判断:文庫版2巻を読んで続きが気にならなければやめてよし。2巻の序盤から引き込まれる。
こんな人にオススメ
*向いている人
・ミステリー・SF好きな人
・「寄生獣」好きだった人
・話に無駄のない漫画が好きな人
・謎や伏線がしっかりしてる漫画が好きな人
*向いてない人
・古い絵が苦手な人。
・ド派手なバトルが好きな人
・文字の多い漫画が苦手な人
最後に
満点は簡単にはつけたくないので4点にしましたが、普通に面白いです。
約2000円で全巻そろいますし、漫画好きであれば買いですね。
僕はもちろん買ってますとも
<画像引用>
全て七夕の国 1巻 (小学館文庫)より引用
はじめに
挨拶
こんにちは。
このブログでは、日々コンテンツに触れる中で思ったことを徒然なるままに記していきたいと思います。
このブログの特徴は「嘘偽りのない感想を書くこと」です。これを保証します。
結局は、ブログをやっている人は多かれ少なかれ心のどこかで「ブログで金を稼いでやろう」という気持ちがあると思うんですよね。僕にもあります。お小遣いはいくらでも欲しいです。
そうなってくると、記事で取り上げたものの悪い点を書くことは、金稼ぎの観点からすると意味のないことになるんです。
だからなんでもオススメするんですよあいつらは。
このブログでは、本当の本当に面白いと思ったコンテンツ(例えば漫画)にのみ商品リンクをつけることで、「なんでもかんでも紹介するサイトよりは信頼できるな」と思ってもらえるサイトにしたいと考えています。
(要はつまらんもののリンクは貼らない)
このサイトのキモは“面白くないものも紹介する”ことです。じゃないと”本当に面白いもの”が際立たないですからね。なので見たコンテンツはなるべく全て記事にします。
(ただ、面白くないものを紹介するための記事を書くモチベがやばそう)
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